前回の続きです。
白人っぽいペイントと髪を日本人寄りにしてもらいたくて、
あとは1000gに満たない体重をなんとかしてほしくて入院させました。
リメイクについてなんの知識もない私は、
うまくいけば1週間、
もっとうまくいけば3~4日ぐらいで帰ってこられるもんだと思ってた。
「他のお子さんも預かっているので到着した順に手をつけていきます。
里美ちゃんの退院はだいたい3ヶ月後になります」
って言われたときは目の前が真っ暗になったね。
秋はお出かけにいい季節なのに、冬まで会えないの……?って。
作家様が頑張ってくれたおかげで、予定よりかなり早く終わって18日後には会えたんだけど
私の人生であんなに長い18日間は他にない。
2日目の段階で泣いてたし。
「急にすみません。リメイクを中止してください。
手が空きましたら里美を帰宅させてください。誠に申し訳ありません。」
ってよっぽどメールしようと思ったよ。
いい大人として、娘がお世話になってる人に迷惑をかけちゃいかんと思って
死ぬ気で耐えたけどね。
次は実家でのお披露目。
本当は6月と8月の帰省でも連れて行きたかったんだけど、
6月はまだ里美が生まれていなかったので連れていけず、
8月は祖父のお葬式でみんな余裕がないだろうなと思ってやめておき、
伸びに伸びて10月になりました。
変な顔をされないかどうかドキドキしたけど
父にも母にも「怖い」「気持ち悪い」とは言われなかったから、
また実家に連れていきたい。
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というわけで、娘のおかげでいろんなことを経験した半年でした。
イライラしたりモヤモヤしたり泣いたりドキドキしたりして慌ただしかったのは、
きっと最初の半年だからだね。
もう入院させる予定はないから、里美が誕生日を迎えるまでの次の半年は
もう少し心穏やかにゆっくり過ごせるはず。
(里美のお兄ちゃんのことでまたひと騒動なければだけど)
これからもよろしくね、里美。(と、お腹の中の息子。)