おはようございます。nikiです。
今回はちょっと気付いたことがあってのブログ更新です。
私は時々、ひたすら愚痴を綴った文章を
「心のドブ掃除記事」なんて言って投稿することがありますが
今回は言わば「心の地区清掃記事」です。
とっ散らかっていた部分が、ほんの少し片付いたのです。
私は現在独身で、様々な事情により
「50歳まではパートナーは作らない」と決めています。
いや、モテないんで別にそんなん決めなくても楽勝で一人でいられるんですけど。
事情というのはやっぱり体のことですね。
ここでも何度かお話ししている通り、私は先天的な理由で子供が持てません。
絶対にです。きっぱり、くっきり、みっちりと0%です。
モテないながらも稀~に交際の申し出をいただけることがあり、
私の返事はいつも「子供を持ちたいなら私はやめときな(要約)」なのですが
「子供に興味ないから構わない」と言ってもらえて交際に至ったこともあります。
なのですが、みんな最終的には子供が欲しい人になって
私の体の事情も時間の経過とともに忘れてしまうのか
私が「わがままで子供を産みたがらない人」認定されるようになるんですよ。
それで「今は子供はいなくていいよ。
でもやっぱさ、いつかは……ね?」と言われたり。
「ね?」じゃないんですよ。
「不妊治療すればいいじゃん。
色々あるのは分かるけど結婚したらその時は頑張ろうよ」みたいに言われたり。
本当に色々あるのに、こいつ何も分かってないです。
私に「子供産め」って言うのは、サーフボード持ってない奴に「サーフィン大会に出ろ」って言うようなもんですよ。
何をどう頑張るつもりなのか知らないですけど、どういう頑張り方をすればサーフボードなしでサーフィンが出来るのかを教えてほしいですね。
「いや最初に全部話したじゃん。不妊治療も無理なんだってば」
と繰り返し言うのも結構傷つくので、あまりしたくないです。
私は今40代で、仮に健康体だったとしても年間の妊娠率5%前後というところですが
「それでもゼロじゃないなら!」みたいに期待されると、やはり上記の言ってて傷つくセリフを言わなければなりません。
でも50歳過ぎならどんなアンポンタンからも妊娠を期待されなくなりますよね。
私が「子供産めません」のタスキをやっと外してパートナー探しが出来るようになるのが50歳を過ぎてからだと思ったので、
そこまでは自分の心を守るために一人でいると決めたというわけです。
でも世の中、お節介な人っているんですよね。
独り者には「いい人いないの?結婚っていいよ」
子供のいないご夫婦には「子供まだなの?親に孫の顔見せてあげなよ」
子供が一人のご夫婦には「二人目は?一人っ子は寂しくてかわいそうだよ」
って言う類の人です。
ウザいですねぇ。
私は独り者なので
「いい人いないの?」
「女の一人暮らしは大変でしょ」
「男手があるといいよ。力仕事してもらえるよ」
「こういう人が狙い目だよ」
など言われることがあります。
中でも言われて微妙な気持ちになるのは
「出会いは突然だからいつ運命の出会いがあるか分からないよ」
「結婚は縁だから、しないつもりでいても縁があったらしてるものだよ」です。
自宅兼職場とスーパーと病院の往復生活で、
どんな突然の出会いがあると言うんでしょうか。
スーパーや病院でナンパしてくる奴なんて普通いませんし、
いてもキモいので関わりたくないです。
過去、結婚するつもりで随分悪あがきしましたが、その結果は地獄でした。
あがいても地獄しか待ってない私が、
何もしないでいてそんな素晴らしい縁に恵まれるんでしょうか。
いやぁ。無理だと思いますよ。
ただこれらのセリフは、私が
「仕事も趣味もインドアで出会いゼロだし、ずっとこのままなんだろうなぁ」
といった発言をした後に言われることが多いんですよね。
独り者がネガティブなことを言ったら前向きなことを言って励ます、
きっとこれが人の優しさというものなんですよ。
「いつ突然の出会いがあるか分からない」と言われたくなければ、
「私はずっと一人なんだろうな」と言わなければいいんです。
ウザい人の「いい人いないの?」「結婚しないの?」には、
「ご縁がなくて~ははは~」と軽く流せばいいんだと思います。
と、私は最近気付きました。気付くの遅いですね。
モグラたたきのモグラが
「穴から出たら叩かれた……。痛いから叩かれたくないよ……」
と言ってるのと同じ感じです。
叩かれたくなければ、穴から出なければいいんですよ。
土の中にいれば痛い思いはしなくて済むんです。
なんで最近まで気付かなかったんだろう。
認めたくはないけどバカなんだろうなぁ。
まぁ、土を全部撤去してでもモグラを叩きたいらしき人も世の中にはいて、
その対処法はまだ見つかってないんですけど。
でもこの発見で、またひとつ生きやすくなりましたね。
このモグラの例えを昨日訪問看護師さんに話したら
「表現が面白い」と言ってもらえて嬉しかったnikiでした。