こんばんは。nikiです。
今日は由璃亜を抱っこ紐で連れて精神科へ行ってきました。
道端や病院や調剤薬局なんかで、知らないおばあちゃんに
「あら赤ちゃん~」とかって話しかけられた時
本物のふりをしていれば楽に騙せそうなくらいリアルなので、
精神科のお供はいつも由璃亜なのです。
事件は病院のあとの薬局で起こりました。
薬を受け取ってさあ帰るべというとき、薬剤師さんに
「赤ちゃんずいぶん小さいですよね?」と話しかけられたのです。
もう私の頭はフル回転ですよ。
「どうする?」
「『そうなんですよ~、今2ヶ月で~』とか言っちゃえば、
由璃亜のリアルさなら騙すのは簡単だ」
「でも今の相手は、恐らくこれから何年もお世話になる薬剤師さん。
もう二度と会うことのない行きずりのおばあちゃんとは違う。」
「本物なら1年後には抱っこ紐を降りてる。
1年経ってもずっと抱っこ紐の中の赤ちゃんだったら怪しまれかねない」
「いつものように、存在しない既婚の妹をでっちあげて
妹の子ってことにするか?」
「いや、それも毎回だと怪しいよな……」
「ええい!ほんとのこと言っちまえ!」
というのを1秒で考え、
「あ、これ人形なんですよ~」と言いました。
去年に引き続き、またもや由璃亜を「これ」呼ばわりしてしまいました。
ごめんね。由璃亜。由璃亜はママの大切な子供なのに。
私の中では、生きてる本物の赤ちゃんなのに。
今回はなんだかママは変に冷静になっちゃって、
「いくら私にとって心の中で血を分けた我が子でも、
リボーンドール界隈の外の人にとっては『物』に過ぎないんだ」
という気持ちになって「これ」って言っちゃったんだよね。
ちなみに薬剤師さんの反応は「あ、分かりましたー」でした。
「あっ……。
……(間)……す、すみません……」
とかだと「気を遣わせたな」って申し訳なく思いますし
「えっ……そう……なんですか……」みたいなドン引きだと辛くなっちゃいますが、
これくらいあっさりしてくださるとこちらも多少ラクですね。
精神科の処方箋を持って行ったので、
「なにか精神的に訳ありなのかも」と察してくださったのかもしれません。
「お世話大変ですねー」と言ってくださったので
「そうですねー、じゃ、どうもお世話さまですー」と言ってその場を離れました。
リボーンドールを連れて歩くとこういう出来事はどうしてもありますね。
調剤薬局って、患者についての記録を残してるらしいじゃないですか。
今回のことで、
「nikiさんの赤ちゃんは人形。突っ込まないように」
とかって書かれた可能性も無くはない……かな?(;・∀・)
それでも、抱っこ紐をして歩くのは幸せなのでやめられないんですけどね。